揖保乃糸はどこ?ランクの違いと帯、ひねとは?

そうめん

「そうめん やっぱり 揖保乃糸♪」とCMの歌を思い出します。

夏になると欠かせないのが「そうめん」ですよね。
そうめんのブランド「揖保乃糸」のCMはよくテレビで流れています。
桐箱に入っていて高級感がありますよね。
子どもに揖保乃糸を食べさせたら他の安いそうめんを食べなくなると言われるくらい
美味しいと全国的の知名度が高いそうめんです。
実はランクがあるんです。
揖保乃糸(いぼのいと)」について調べてみました。ご紹介いたします。

揖保乃糸の読み方は?どこで生産販売しているの?

揖保乃糸(いぼのいと)名前は揖保川に由来しています。江戸時代から本格的にそうめんの生産が始まりました。明治時代に「揖保乃糸」は商標登録がされたというから歴史がありますね。

兵庫県揖保川中流域のたつの市や揖保郡太子町、宍粟市、姫路市林田、安富地区 そうめんの里ですね。兵庫県手延素麵協同組合が生産販売をしています。この地区の気候は、冬に雨が少ないため豊かな小麦が生産できること、塩で有名な赤穂も近くにあること、そして揖保川の豊かな水というおいしいそうめんができる条件が揃っているからおいしいそうめんができたということですね。

私は、国産小麦の生産量も少ない今日、揖保乃糸は「国産小麦で塩よし、水よし」の安心安全な食物だと思います。



揖保乃糸ランクの違いと帯、値段

揖保乃糸は国内シェアが4割というだけあって知っている人は多いでしょう。

一般的に、そうめんの主原料は小麦粉と塩を使い乾燥させます。直径1.3mm未満のものです。
「そうめん」といいます。「揖保乃糸」は麺の細さが何種類もあるためランク分けをしています。
上級品が赤帯、特級品が黒帯、紫帯がよりつむぎ、超特級品が三神という分け方になっています。
ぜひ食べ比べてみたいですね。
我が家もスーパーで「揖保乃糸」は見かけてよく買います。知名度もありますし、子どもたちもCMで知っているため選びやすいようです。私は間違いないかなと思います。



揖保乃糸ランク上級 赤帯


「揖保乃糸」の生産量が一番多い8割近くは赤帯です。販売しているのもこれが多いんですね。だから一番食べられている商品。スーパーで見かけることも多いのではないでしょうか?上級品だったと知って、私は、ちょっと驚きました。麺も麺は「0.70~0.90mm」で食べやすく、値段も比較的値段も安く、300円前後で購入することができるため、家で食べるのに最適なそうめんですよね。

揖保乃糸ってそうめんなのに、赤帯は、コシがあって歯応えがしっかりしているんですよね。私はしっかりつゆと絡み合って美味しいと思います。



揖保乃糸ランク特級 黒帯

黒帯は特級品。一気にランクが上がった感じがしますね。
12月〜2月までの厳寒期にのみに製造されるから極上品、特別感があっていいですね。 通常のそうめんの半分ぐらいの細さの0.65~0.70mmのに仕上げる技術が大変難しく、熟練した職人にしかできないと言われています。それではスーパーには並ばせては職人さんに申し訳ないです。でも袋でスーパーで販売しているんです!嬉しいですよね。さらにお安くなる時もあるようですから時には「黒帯」を食べるもありですね。

食べると麺が細いからつゆになじんでチュルチュルいってしまいます。おいしいですね。贅沢だけど
小さいお子さんに食べやすいのではないでしょうか。


木の箱入りならお中元やお歳暮などギフトに使われることが多いでしょうね。やっぱりデパートなどでの販売になりますね。よく贈答用でいただきますね。木の箱に入っていると保管が楽なんですよね Amazonや楽天でも販売しています。気になる方は購入してみるのも宜しいかと思います。金額も定価より少し割引をしています。私家庭用に購入しようかと思っています。もちろん贈答用にもおすすめですね。



揖保乃糸ランク超特級品「三神」


特級品のさらに上があるんです。超特級「三神」と呼ばれる上質の小麦粉だけを使用して、組合の選抜した数件の熟練した製造者にしかつくれないという神業的な手延べそうめんです。製造時期も特級品と同じく12月下旬〜翌2月までというから極寒の中作る手延べそうめんなんですね。より特別感が増しますね。麺の細さも0.55〜0.6mmとはそうめんの概念が変わりそうですね。滅多にお目にかかれないそうです。いつかチャンスがあれば食べてみたいですね。



揖保乃糸ランクつむぎ(紫帯)

国産小麦だけを使ったそうめんです。特徴を活かしたもちもちした食感があり、絹のようにか。麺の太さは0.70~0.80mm、麺の艶もよくもちもちした食感が特級品や上級品ともまた違った美味しさですね。



 揖保乃糸ひね(古)とは?

すべてのランクにそれぞれ通常のそうめんと「ひね」というそうめんの2種類があります。

「ひね」は漢字で「古」と書き、読んで字のごとく、1年寝かせた古いそうめんなのです。

しかしただ古いだけではありません。管理の行き届いた倉庫でじっくり寝かせて熟成させます。これを厄(やく)といい、厄(やく)を行うと、原料の小麦粉に含まれる酵素の働きによって、成分の化学変化、物性変化が起こり、コシが強くなり、食感が良くなります。

1年寝かせたそうめんを「古」と表記するのに対して、通常のそうめんは「新」と表記されていることがあります。 お米や野菜など大抵のものは、「古」より「新」の方が美味しいものですが、揖保乃糸の「古」は通常とは一味違ったおいしさを楽しむことが出来るのです。

因みに、2年以上熟成させた「大古(おおひね)」というものもありますので、そうめん通の人は一度お試しください。

箱や袋に「古」や「ひね」と載っているものがあります。
美味しいのは間違いないですが、通常のものとまた食べ比べてみたいですね。



まとめ

毎日暑い日が続いています。揖保乃糸を食べてこの暑さを乗り切りましょう。
普通に麺つゆで食べてももちろん美味しいですが、いろいろなレシピも楽しめそうです。
「アボカドとまぐろのサラダそうめん」や「豆乳みそそうめん」やスイーツのような「そうめんあんみつ」や「そうめんプディング」など細い麺だからこそバリエーションが豊富ですね。
揖保乃糸さんのホームページにレシピがたくさん載っています。より揖保乃糸が好きになりそうです。



 

 

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